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【身近にある私たちの地域づくり活動】インターン県北エリア活動体験レポート

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身近な「地域づくり」ってなんだろう

地域づくり」というキーワードは聞くけど、それって自分達の身近な場所で実際にどんな風にされてるんだろう?どんな人たちが何を課題と捉えて活動しているんだろ?そんな疑問のヒントを知りたい方へおすすめのプログラムがとちぎ地域づくりインターンシップです。

『とちぎ地域づくりインターンシップ』とは、次の担い手となる若者が、「継続的に地域につなぎきれていない」、「地域に多くいる実践者同士のネットワークが不十分」という課題を受け、大学生・高校生・専門学生・20代社会人向けに開催された、実践者の方と一緒に作り上げるインターンシップです。

今回、栃木県の県北エリア3団体で活動体験を行いましたので、この記事を読んで少しでもインターンシップや地域づくり活動に関心を持ってくれたら幸いです。

県北担当のコーディネーター門間が紹介していきます。

活動受入団体紹介

NPO法人風車

住民や企業、行政など地域をより良くしようとする方々一緒に、子育てや高齢者、障がいを持った人皆が、一緒に互いに助け合い支えあい、安心して平等に暮らせる地域をつくるべく活動している。誰でも居ても良いみんなの居場所「フリースペース 風の家」を拠点に活動の幅を広げている。

一般社団法人えんがお

若者による世代間交流がきっかけで約4年前から大田原で高齢者と若者・障がいを持った方と一緒に活動中の団体。地域の空き家を多数活用し、ごちゃ混ぜのコミュニティを形成中。「誰もが人とのつながりを感じられる社会」を作り高齢者などが孤立しないモデルに取り組んでいる。

みんなの蔵TEO

使われていなかった石蔵から、塩原のワカモノを繋ぐプロジェクト。地元出身者により、若者が居ない街に対する課題や観光温泉街の未来を照らすべく「みんなの手」で蔵を拠点にワクワクするアイデアの実現を目指している。コワーキングスペースも設置予定。

活動体験

10/31 NPO法人風車@矢板市

ボランティアが輝けるイベントを次々に企画

初日にお邪魔したのは、NPO法人風車さん。地域でのボランティアイベントの企画に加えて、普段は不登校やひきもりの若者の居場所作り・学習支援をされいます。風車さんのミッションは、それらの方法で、地域にくらす人たちがが安心して暮らせる場所を作っていくこと。
この日は、ボランティア以外にも一般の参加者にも周知して開催した『ゴミ拾い&地域探検フィールドワーク』を開催。インターン生も参加させて頂きました。

せっかく矢板の歴史を辿るフィールドワークをするなら、ゴミ拾いをしながらついでに町も綺麗にと、一石二鳥なイベントですね!早速、自己紹介や街歩きの注意事項を共有し、いざ出発!

よく街歩きのフィールドワークでは参加者同士のコミニケーションが難しい場合もよくありますが、ゴミ拾いの中で自然に生まれる会話で、団体の活動や魅力を教えてもらう場面も生まれました。こういった偶然の出会いが生まれるのもフィールドワークの良いところ。中には初参加の親子もおり、多世代とのつながりが感じられました。

フィールドワークでは参加者や10年近く栃木に住んでいる私門間も知らなかった歴史に紐づくスポットをナビゲーターの方がお話してくださり、新たな矢板の魅力に気付かされました。

風車理事長で、団体の代表である渡邉英子さんは、地域に関わり続けられる”きっかけ”を作るのも、大切だと仰っていました。「フリースペース風の家」で不登校や引きこもりの居場所づくりも行い、子どもへのサポートも行いながら、その活動を支える地域の人を巻き込む”きっかけづくり”の大切さに気づいた活動でした!

11/7 一般社団法人えんがお@大田原市

2日目は、一般社団法人えんがおさんを訪れました。
えんがおは大田原で高齢者の生活支援や若者の居場所・シェアハウス、地域の方が誰でもお店を持てる地域食堂、障がいを抱えた方のグループホームなどを行う団体。実は筆者の門間も、こちらのスタッフだったり。

えんがおは地域でいろんな事業がありますが、それは団体のミッションである『誰もが人とのつながりを感じられる社会』を作り、高齢者や若者、障がい者の中で孤立する人がいない社会を作るモデルを発信するために活動を広げています。

今日の活動の一つ、地域に関わる若者が暮らすシェアハウス「えんがお荘」の除草作業に加わる参加者。地域で暮らすためには、周辺住民が気持ちよく生活するためにお家の周りの除草も欠かせません。えんがおは同じエリアに6軒の施設を各事業で運営しているため、維持管理も大変ですが、こうした地域に関わるきっかけが欲しい若者が関わるきっかけにもなっています。

また、この日の2つ目の活動であるえんがおベンチプロジェクトでは、地域の高齢者の生活の利便性に着目し、地域にベンチを増やして高齢者や住民が気軽に外出できやすい街を作ることを目指していて、まちづくりに密着した事業内容が特徴的です。

いろんな事業がごちゃまぜな感じで運営されていますが、そのごちゃ混ぜが大切だと代表の濱野さんは伝えます。いろんな資源や人に頼ることで、自分達が目指したい街づくりの姿を地域に発信することの大切さに気づけた1日でした。

11/20 みんなの蔵TEO@塩原温泉

最終日は、みんなの蔵TEOさんに訪問。
TEO(テオ)さんは栃木の県北にある温泉街”塩原温泉街”の中心部に位置する、古くからあった蔵を活用した街づくりの秘密基地のような場所。
地元出身者の代表である君島さんが筆頭となり、温泉街に元気を取り戻す活動を若者を巻き込きながら奮闘しています。

元々塩原出身である代表の君島さんは、地元に戻った際に、地方の温泉街であり現在も人気のある塩原温泉が、「若者が少ない」「元気がない」と良く耳にしたそう。そこで自分の生まれ育った街に本当に若者がいないのか、と探ったところ同じ課題を抱いている旅館で働く若い人ちなどがたくさんいたそうです。そんな同じ志の仲間たちと始めたプロジェクトの一つがこの「みんなの蔵TEO」だそうです。

午後は塩原を歩いて探索し、魅了を見るけるチームと駄菓子屋さんのお手伝いをするチームに分かれました。美味しい地元グルメ「とて焼き」のお店も多く、グルメ巡りにも楽しい街であることに気づく参加者。おしゃれな若者むけの店もどんどん増えてきていると嬉しそうに語る君島さんからは、塩原温泉の隠された魅力を伝えたいという”地域愛”を感じました。

子どもも気軽に立ち寄れるスペースを目指して駄菓子屋スペースの運営もお手伝いさせてもらいました。準備中に地域のおばあちゃんが立ち寄るなど、周辺の地域の方に支えられ運営されている場所であることがひしひしと伝わってきました。現在蔵の2階スペースに「コワーキングスペース」の設置も準備しているそう。観光地という側面もありますが、そこで働く人たちの暮らしの場である塩原。気軽にみんなで仕事ができる場所が生まれるなんて考えるとワクワクします。そんなワクワクが止まらない1日でした!

3団体の活動体験を通して

みなさん、どうでしたか?

県北エリアにはこのように地域の課題に立ち向かう素敵な団体さんがたくさんありましたね。団体があるエリアに行ってみたくなりましたでしょうか。

今回参加者と一緒に活動に参加して感じたのが、どの団体も若者が関わる「きっかけ」を常に生み出していること。しかしそのきっかけは、全てが地域づくりに関係することだけではありません。

地方の観光地の問題や社会問題が背景になっていることに向き合って活動をしている団体もありました。そんな団体の共通点はそれを楽しく一緒に向き合ってくれる「仲間を必要」としてること、そんな風に感じます。

参加者のみなさんはどの方も、実際に活動を知って新たな気づきを得ていました。団体の方と関係をもてたことに嬉しさを感じる方もいらっしゃいました。

さぁ!これからは一番楽しい、そして地域づくりの現場で一緒に課題にチャレンジする時間です。一緒に楽しんでいきましょう!

とちぎ地域づくりインターンシップではこのような県内で地域づくり活動に取り組み、社会をより良くしようとする団体さんと若者をつなげています。来年度以降参加してみたい!この団体に興味がある!という方は、ぜひこのあしかもメディアを引き続きチェックしてくださいね◎みなさんと現場でお会いできること楽しみにしていますよ〜♪