Work Trip-株式会社オニックスジャパン実施レポート-
“旅するように仕事に出会う”栃木県内の魅力的な企業の現場の雰囲気を五感で感じる1日体験プログラム“work trip”
とちぎユースサポーターズネットワーク主催で今年度からスタートしたプログラム。
記念すべき第1回は、宇都宮市中里町に本社を置き、明治33年から続く老舗の製麺会社「株式会社オニックスジャパン」さんに学生12名とお邪魔してきました!
-今回訪問した株式会社オニックスジャパンとは-
創業は明治33年に遡り、なんと124年にわたり美味しい麺商品を提供し続ける食品メーカー。
食べることによるわくわくの笑顔をたくさんの人たちに届けたい。
そんな思いから「妥協なき美味しさの追求」を通して消費者に喜びを提供し続ける会社です。
栃木県内外のスーパーなどの生麺や調理麺コーナーに商品がたくさん流通しているほか、県内のラーメン店やうどん店、そば店など多くの麺料理店への卸も行っていることから、会社名を知らずとも商品に触れる機会はとても多いのではないでしょうか。
本社隣のうどん屋さん「笙屋」では、うちたての美味しいうどんを天ぷらなどと一緒に楽しむことができます。
参加者の多くはプログラム前に美味しいうどんを楽しんでいました。
今回は大西常務のほか、MD開発本部(マーチャンダイジング。商品開発や販売戦略などの企画立案のこと)の高山さん、有坂さん、和泉さん、立花さんにご協力いただき、スタッフの皆さんと参加者でフランクに交流しながらプログラムが進められました。
冒頭は大西常務から、企業概要の説明を頂きました。
創業から現在に至るまでより良い製品開発に取り組んできた変遷や、現在の食品業界の動向、現在の生産体制やから今後注力していく展望まで幅広いお話を聞かせて頂きました。
概要説明のあとは、特別に本社工場の中を見学させて頂けることに。
製麺の行程は大田原市の工場で行われており、本社では商品のパッケージングや検品が行われている様子を見ることが出来ました。
普段スーパーで目にしている商品が出来上がっていく貴重な光景に興味津々です。
また、食品衛生管理のための品質チェックの様子も見させていただき、私たちが手に取っている商品の高い品質がどのように保たれているのか窺い知ることが出来ました。
後半は企業の困りごとやマーケット調査などに若者の立場から提案や意見出しを行う意見交換ワーク。
今回はオニックスジャパンさんの希望で、
- 若者の麺食や普段の食生活・消費動向について
- 企業が運用するSNS(Instagram企業アカウント)の改善策の検討
- 4年ぶりに開催されるイベント「麺ちゃん祭り」について、若者に足を運んでもらうための方策
といったテーマについて意見交換を行いました。
学生がどのようなことを意識してどんな商品を選んでいるのか、SNSをどのように活用し、どのような情報をフォローしているのかなど、企業側が仮説として考えていた若者の消費動向とのギャップが浮き彫りとなる場面も度々あり、スタッフの皆さんも熱心に若者の生の声に聞き入っていました。
プログラム修了後の参加者からは
- 実際の企業のマーケティングやパンフレット等の企業側の意図が直接聞けて面白かった
- 以前からよく食べていたものが、オニックスジャパンの商品だったという発見もあり有意義だった。オニックスさんの商品を見かけたら手に取ってみたいと思った。
- 企業訪問のプログラムとは思えないほどにアットホームな職場の雰囲気を感じることが出来た。こういった普段見ることの出来ない企業の良さを知ることができる有意義な時間だった
などの意見が聞かれ、マーケティングや広報戦略といった切り口からもお話を聞けたことや、近い距離間で現場のスタッフさんと話しが出来たことにより食品メーカーに対して持っていたイメージが大きく変わる機会になったようです。
実施にあたりご協力いただいたオニックスジャパンの皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました!
ちなみにオニックスジャパンさんでは、令和5年5月21日(日)9:30~13:00に「第8回麵ちゃん祭り」が開催されます。
試食や詰め放題、そば打ち体験など様々なコンテンツを楽しめるようなので、興味の湧いた方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
(麺ちゃん祭りの詳細は、Instagramからご確認ください)
とちぎユースサポーターズネットワークでは、栃木県内の魅力的な企業と若者の接点づくりや、一緒にチャレンジするプログラムに協力いただける企業を募集しています。
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