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初夏の風物詩である蛍を求め、第17回 おおぎす「ほたるの夕べコンサート」に行ってきました!

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栃木県東部に位置する那須烏山市。人口がおよそ3万人のこの街の郊外にある大木須地区。少し行けば茨城県との県境にあるこの地区は、里山環境を守る活動や地域イベントの開催など、地域全体で活動に取り組んでいます。

今回はそんな大木須地区で行われているイベントの1つ「ほたるの夕べコンサート」に参加するため、ライター小野が現地に足を運んできましたので、当日の様子をお届けします!

会場となったオオムラサキ公園

大木須地区は公共交通機関でのアクセスがない地域のため、多くの人が車を使ってこの場所を訪れていました。一方で、お手伝いに来ていた大学生達の中にはJR烏山線で烏山駅まで電車で来てから、地域の人の送迎で大木須地区まで来た人もいたと伺いました。

地域の人や学生による「模擬店」

模擬店では、里山大木須を愛する会と宇都宮大学のサークル「ほんわか里山物語」の人たちによって食事や物産が提供されていました!

ライター小野も、豚汁やじゃがマヨなど大木須地区で育てられた食材をたくさん頂きました。どの品もボリューミーで、食べ応え抜群。ごちそうさまでした!

フォルクローレの綺麗な音色が響く「コンサート」

ステージでは、開会式のほか那須烏山市出身の鈴木隆夫さんらによるフォルクローレの演奏が行われていました。静かな里山に響くフォルクローレの演奏は、会場を訪れた人々の心を癒していました✨

綺麗に灯る「竹の灯篭」

 辺りが段々と暗くなってくると、会場入り口付近の竹で作られた灯籠も綺麗に輝いていました。設置されていた灯篭には様々なデザインが施されており、この日は空模様と合わさって、より灯篭が綺麗に見えていました。

暗くなると「ほたるの鑑賞会」が開始!

夕暮れも過ぎ、周囲が暗くなるといよいよほたるの鑑賞会が開始!会場を訪れていた方々も続々と川沿いに移動していました。

画像だと分かりにくいのですが、無事に蛍を見ることができました!

この日、初めて肉眼でほたるを見たのですが、暗闇を照らす黄色い光にとても感動しました。都会ではできない体験ができる。これは里山ならではのことだと感じました。

 今回、ライター小野は人生で2度目の大木須地区への訪問。この地域には烏山の市街地から更に2つの山を越えて行く必要があるため、なかなか辿り着けない地区ではありますが、それを感じさせない地域の人々の温かさには、ライター自身も心を打たれました。

 大木須地区では、今回のイベントの他にも、農地や山林を守り活かす活動、オオムラサキなどの生態系や生物資源の保護活動、宿泊・体験施設「ほたるの里の古民家おおぎす」を活用した都市・農村交流活動など様々な活動に取り組んでいます。皆さんもぜひ、大木須での里山体験を通して、自然の豊かさに五感で触れてみてはいかがでしょうか。

◎宿泊・体験施設「ほたるの里の古民家おおぎす」についてはこちら

以上、ライター小野がお届けしました✨