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とちぎのシゴト

〈求人〉まあるく、すべての人に愛されるドーナツを。ドーナツを通じて、新しい文化と日常のわくわくをお届けするdough-doughnuts(ドー・ドーナツ)とは?

みなさんは日々の生活のなかで「ちょっと疲れたな」と感じるとき、「甘いものが食べたい!」と思ったことはありますか?

この記事を書いているライターの森谷は、毎日のように甘いスイーツを体が欲しています(笑)

でも欲しくなるのは、その日が特別な日だからではなく、頑張っている何気ない日々だからこそ

そんな日々にちょっとした驚きとわくわくをプラスしようと、東武宇都宮駅からほど近い商店街『もみじ通り』の一角で少し変わったドーナツを販売しているお店がありました。

名前は『dough-doughnuts(ドー・ドーナツ)』(※ちなみに“ドー”は生地という意味で、“ドー・ドーナツ”=“生地にこだわっているドーナツ”という意味だそう)。テイクアウトショップの他、オリジナルスイーツやドリンクが楽しめる姉妹店のカフェ『dough-doughnuts cafe』も運営しており、なんと1日に100人を超えるお客さんが来店するそう…!

そんな人気店dough-doughnutsでは、現在、一緒にお店をより楽しく、より面白くしてくれる仲間を募集しています。

一体、dough-doughnutsとはどのようなお店なのでしょうか。

今回、オーナーの石田 友利江(いしだ ゆりえ)さん、現役社員の桐花 春華(きりはな はるか)さんにお話を伺ってきました!

古い商店街×異国感あふれるドーナツショップという掛け合わせ

お邪魔します~!テイクアウトショップの目の前にあるカフェもとってもアンティークで可愛いですね!本日はよろしくお願いします。

よろしくお願いします。この空間は家具店を経営している姉夫婦がプロデュースしたものなんですよ!

素敵です…!ちょっと気になったのですが、どうしてこの小さな商店街通りにドーナツショップを構えることに?

オープンから今年で10年目になりますが、当時の宇都宮市は個人店が少なくって。高校を卒業してからずっと都内にいて、戻って来たときに「すごく静かで寂しいな」と思いました。同時に「面白さが足りないな」と思い、「いま自分にできることでわくわくすることを提供したらみんなにもきっと喜ばれるんじゃないか」と、これまで培ってきたパティシエとしての経験を活かすことにしたんです。

それで何をやろうかな…と考えていたとき、長年イギリスに住んでいた姉夫婦が家具屋だったこともあり「古い商店街の中にあるヨーロッパテイストのアンティークなドーナツショップとか面白いんじゃない?」と思いついて、ドーナツショップを開くことにしました。

思いつきで…!?てっきり、ドーナツが好きでたまらなくてお店を開いたのかと!(笑)

よく「ドーナツが好きなんですか?」と聞かれるんですけど、ドーナツは初めてつくりました(笑)

マフィンやクッキー、ケーキなど色々なお菓子があるなかで、どうしてドーナツを販売することにしたのでしょうか?

ドーナツの持つオープンな感じが好きなんです。色々な世代の人に愛されているお菓子の代表格というか…。小さなお子さんからお年寄りの方まで食べられるよう、「厳選した素材を使った油っぽくないドーナツを販売したらきっと喜んでもらえる!」と閃いたんです。

ドーナツと聞くと油っぽいイメージを持っている方も多いかと思いますが、dough-doughnutsのドーナツは厳選した身体に優しい素材を使っているので、何個でもさらっと食べれてしまう美味しさなのが特長。

素材も特徴的なテイストも、新しさを取り入れながら自分の心が動く方向にどんどんチャレンジしていく石田さんだからこそ体現できたものなのだと実感しました。でもここは、駅から少し離れた小さな商店街通り。気になるのは「普段どんな人が訪れに来るのか…?」ということ。

ドーナツを通して、新しい文化と地場の素材の良さを発信したい

普段、どんな方がお店に来るのでしょうか?

オープン当初は近隣住民の方が来てくださることが多かったので、「ドーナツを通して地元にない新しい文化を発信したい」という想いがありました。でも最近、ありがたいことに都内など遠方から来てくれるお客さんも増えてきて、「県外の方に地場の素材の良さを伝えたい」という想いも芽生えてきました。

栃木県には苺を筆頭に様々な野菜やフルーツを育てている農家さんが沢山いるので、直接生産者さんと顔を合わせ、完熟で新鮮な素材を入手できることが大きな魅力です。今もオーガニック小麦・有精卵・苺・シャインマスカット・減農薬リンゴ・ブルーベリー・洋ナシ等々、多種の農家さんとお付き合いさせていただいています。

取材中にも、幅広い年齢層のお客さんが足を止めて店内に入っていく姿が見られました。平日の午前中にも関わらず、多くのお客さんで賑わっていてびっくり!丁寧に素材に向き合いこだわっているからこそ、沢山の人に愛されるドーナツが出来上がるんだなあと感じました。

日常の中に、ちょっとしたわくわくと心の潤いを

いま、どんなことを大切にお店を経営されているのでしょうか?

まずひとつ目は、純粋にお菓子が好きという気持ちです。

例えば、ふと入ったお店で食べたデザートから意外な素材の組み合わせを発見したりすると、気分がぐっと上がっちゃうんです。私にとってスイーツは、一瞬で世界を変えてしまう力があるもの。そんな体験をみなさんに少しでも感じてもらえればと、お店のコンセプトを『ささやかな日常に甘いわくわくと幸せを。』にしました。この想いを軸に、素材や味はもちろん、空間づくりやドーナツの魅せ方にもこだわっています。

この時に大切にしていることは、『楽しい気持ちでいれるかどうか』と『美味しいと思えるかどうか』。これは私だけじゃなく、働いているスタッフにも共通することです。美味しい・楽しいという感情を忘れてルーチンワークで同じものだけをつくっていると、味気ないものになってしまうんです。

ふたつ目は、添加物をなるべく使わず、身体に良く安心して食べられる素材を選んで使っているということです。旬の野菜や果物を使い、季節感を感じてもらえるようなメニューの提案も心がけています。

「美味しい」「楽しい」「好き」という純粋な感情を大切にするからこそ、人や身体にとって“本当に良いもの”がつくれる。そう語る石田さんが続けます。

コロナ渦の今、日常にちょっとした心の潤いを与えてくれるスイーツの存在はとても重要だと再認識しています。そういった観点から、お店を続けていくこと自体に以前よりも大きな意味と喜びを感じていますね。

不安定な時代だからこそ、甘いもので癒され満たされること(=心の潤い)ってとても大切なんですね。甘いものは嫌なことも忘れさせてくれる。まさに正義だ…!

見た目の美しさにこだわりつつ、身体にも心にも安心・安全なドーナツをつくる工程には並々ならぬ努力が詰まっているんだ、とショーケースに並べられた数々のドーナツたちを見て思いました。今までで大変だったことやその中での気づきなどは他にもあるのでしょうか?

“人”の影響を受けて、お店は変化する

どうだろう…いつも目の前のことに精一杯で忘れちゃうって感じだけど(笑)でもお店をやってきて気がついたことは、やっぱり一番大切なのは“人”だということ。スタッフはもちろん、お客さんやご近所さんなど、関わってくれた全ての人の影響を受けてお店は変化していきます。

それに私は人と一緒に仕事をする方が好きなので、お店を経営している大きな意義にもなっています。今は大勢のスタッフがいるわけではないので、一人ひとりの存在がすごく大切です。「どうしたら同じビジョンを共有してやりがいを持って成長してもらえるのか」ということは日々考えています。

たしかに、今ここにいる人が持つ雰囲気でお店の空気感って変わりますよね(人ってやっぱり大切なんだなあとしみじみ)。石田さんはどんなときに「働いていてよかった」「嬉しい」と感じますか?

考えたアイデアが形(スイーツ)になって、お客さんから喜んでもらえたときがやっぱり嬉しいですね。カフェで出しているパフェは7~8年間ずっとひと月ごとに変えていて、ドーナツもここ2年間くらいはひと月ごとに新しいフレーバーを出してるかな…

ものすごく早いスパンで新商品を出しているんですね!どうしてそんなに沢山のアイデアが生まれるのでしょうか?

常に頭の中で考えていますね。色々なものを食べて新しい食材を蓄積し、組み合わせたり掛け合わせたりしています。最近では、ドーナツの枠を超えたエクレアやロールケーキ、焼き菓子なども人気が出てるんですよ。今後はもっとスイーツのバリエーションを増やしていきたいです!

ドーナツ以外のスイーツも楽しめるなんて知らなかったです…!カフェもあるので、見た目も空間も味も、体験をまるっと楽しめるドーナツショップはすごく新鮮で魅力的ですね。これから、どのような方とともにお店をより良くしていきたいですか?

同じ目標を持ってともに働ける方がいいですね。そして、新しいことにも前向きに好奇心を持って取り組んでいけるフレッシュな方だとなお嬉しいです!

一昨年、広い厨房を備えたテイクアウトショップをオープンしてからドーナツの生産量が上がり、大口の注文や百貨店の催事などにも対応することができました。今は社員・アルバイトスタッフ合わせて6~7名で運営を行っていますが、仲間を増やし、より多くの方に私たちのスイーツを届けたいと思っています。

現役社員の桐花さんに“本音”をお聞きしました!

いきなりの申し出にも関わらず、快くインタビューを引き受けてくれた現役社員の桐花 春華(きりはな はるか)さん。桐花さんは社員となり今年で3年目。現在はドーナツの製造業を中心に、メニューの提案や商品開発、販売までを含めた幅広い業務に携わっています。にこにこと優しい笑顔が印象的な桐花さん。早速、お話を聞いていきましょう!

現役で働いている社員さんのお話が聞けるとのことで、ぜひお聞きしたいです!よろしくお願いします。

緊張しますね(照笑)よろしくお願いします!

早速ですが、桐花さんはどうしてdough-doughnutsで働くことに?

高校生のときに初めてdough-doughnutsのドーナツを食べて、すごく衝撃を受けたんです。『毎日食べたい安心おやつ』というコンセプト通りの味がして、とても感動したことを覚えています。それから何年経ってもその記憶(味や感動)が頭から離れなくて。

以前は製造メインのケーキ屋さんでお客さんと全く会話することなく働いていたんですけど、「これってなんのためにつくっているんだろう」という疑問がふと浮かび、「もっとやりがいが感じられる仕事がしたいな」と次第に思うようになりました。

そこで「高校生の頃に感じた感動を多くの人に伝えたい」という想いのもと、お客さんと接しながら一つひとつ手づくりのこだわったドーナツを販売しているdough-doughnutsに転職することにしました。

高校生の頃からずっと忘れられなかった味をつくる側になったなんて、なんだか感慨深い…。今、どんな想いで働いているのでしょうか?

「どんなドーナツをつくったらお客さんに喜んでもらえるかな」ということをいつも第一に考えています。自分が食べたいものや季節に合ったものをつくるだけでは、やっぱりドーナツに想いが乗らないというか…。お客さんの気持ちを考えてつくったほうが楽しいし、より良いものがつくれるような気がします

『お客さんの目線に立つ』ということが大切になってくるんですね。働く上でやりがいや喜びを感じる瞬間はありますか?

自分で考えたドーナツが初めて商品化されたときはすごく嬉しかったです!でもそれ以上に、それを食べたお客さんが「美味しかったよ」と言ってくれたときが一番嬉しかったですね。その積み重ねですごくやりがいを感じるようになりましたし、パティシェの経験がとても役に立っています。

普通のお店だと若いうちから商品開発に携わることが難しいケースも多いかと思いますが、dough-doughnutsでは『自分で考えたものを形にすることができる』というところも魅力のひとつだと思います

若い頃から挑戦できるってとても良い環境ですね。桐花さんが一緒に働きたい人とは、ずばりどのような方でしょうか!

ドーナツが好きな方、食が好きな方です!「お客さんに食べてほしい」「自分が食べたい」という強い想いがある方だったら、働いていてきっと楽しいと思います。

ありがとうございました!

これまでのドーナツの概念から離れ、新しいスイーツの形としてのドーナツを提案し続けるdough-doughnutsは、外見のお洒落さや愛らしさ以上に時代の先を見つめる多くのセンスが光っていました。

まあるいカタチが体現するように、心も身体も優しく満たす自然派ドーナツ。

気になった方は、dough-doughnutsで人に愛され人を愛す(身体を想う)ドーナツを一緒につくり、届けてみませんか?

厳選した素材の良さがまるごと味わえるドーナツは珍しいので、ぜひ一度足を運んで食べてみてください◎(カフェでしか味わえない『ここだけスイーツ』も要チェック!)

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募集要項

求人職種菓子製造
業務内容ドーナツの製造・メニューの企画・提案・(店長候補)
雇用形態正社員
給与・月給190,000円~300,000円
※能力に応ずる
採用予定人数1名
応募資格・条件特になし(菓子製造・パン製造経験者優遇)
勤務地栃木県宇都宮市西3-2-5
勤務時間8:00~19:00の間 シフト制
※休憩あり
休日・休暇毎週月曜日・第一火曜日 他1日 夏季休暇・年末年始休暇10日程度 
福利厚生雇用保険・労災保険
応募書類履歴書・職務経歴書

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ishida@dough-dough

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