実践型インターンシップ-工藤 泉-
とちぎユースサポーターズネットワークでのインターンを経験して
2019.8.9
宇都宮大学 国際学部 3年 工藤泉
8/5(月)から8/9(金)までの5日間、とちぎユースサポーターズネットワークさんでインターンシップをさせていただきました。私は元々地域の資源を生かした地域活性化に興味を持っており、留学の前に実際に栃木県で行われている活動を知り、海外と比較したいと考えて今回インターンに応募しました。その中でユースを選んだ理由は、地域と若者を繋げることで、持続可能な社会を作り上げようとする考え方に惹かれたからです。
初めてのインターンで緊張しましたが、着いてすぐに「暑かったでしょ」とアイスをいただき、リラックスした状態で始めることができました。ユースの雰囲気はとても温かく、仲良しで居心地の良い空間でした!
活動内容
5日間の活動内容としては、JimotoTOCHIGIのアイスブレイクと地域づくりチャレンジ3daysの企画、SNSでの広報活動、代表の岩井さんの付き添いをさせていただきました。
企画をするにあたって、始まる前からその先のハッピーが見えることが大切だと学びました。この考えを持つことで、実現性のある企画をつくることができるのだと思います。企画を考えている間は、実現したときのことを思って終始わくわくしていました。これが、未来のハッピーのための具体的なストーリーを描くことなのだと実感しました。また、アイスブレイク1つを考えるために、こんなにも時間をかけることには正直驚かされました。担当してくださった正木さんは、せっかくやるなら自分の企画で参加者に思いっきり楽しんでほしいとおっしゃっていて、そこまでの覚悟と責任感を持つことが必要なのだと感じました。
岩井さんの付き添いでは、様々な経験をし、たくさん貴重なお話を聞かせていただきました。ミヤラジへの急遽出演、他のNPOとの打ち合わせへの参加など、私にとって新しいことばかりでした。その中で、NPO法人の在り方についてのお話がとても印象に残っています。NPOは、課題解決を目的に活動している団体のため、課題が解決したら必要がなくなるものであり、むしろなくなってほしいもの、というお話でした。仕事としてではなく、本当に目的意識を持って活動に取り組んでいることに改めて気づかされました。
◇『JimotoTOCHIGI』とは… 当会が運営する栃木県主催のプログラム。とちぎ出身者の、とちぎ出身者による、とちぎ出身者のためのコミュニティです。とちぎのたくさんの「ひと・もの・こと」に出会い、暮らしや仕事を楽しみながら、首都圏からとちぎを盛り上げています。(URL: https://jimoto-tochigi.net/)
◇『地域づくりチャレンジ3days』とは… 当会が運営する栃木県主催のプログラム。次世代を担い手の育成若者の地域づくり人材を掘り起こし、興味・関心・アイデアの醸成、地域の担い手の育成を目的に、座学と実践者の現場で三日間ともに汗を流すプログラムです。(URL:準備中)
◇当会のTwitterのアカウントで、「#本日のユース #インターン日記 」を検索すればを追うことができます(URL:https://twitter.com/youth_tochigi)
インターンを通しての振り返り
全体を通して感じたことは、ユースの活動は幅広いということです。「若者の力を生かして地域の活性化/課題解決を加速する」という1つのミッションに対しても、様々な角度からのアプローチが可能であるということが分かりました。この様々な努力と活動の結果、地域と若者が繋がり、持続可能な社会を作ることができるのだと思います。また、この5日間で、若者の存在自体が地域の資源であるのだと気づかされました。
私は当初、インターンを通して発想力、企画力、発信力、コミュニケーション力、調整力を身に着けたいと話していました。この短い期間で全てを身に着けることはできませんでしたが、身に着けるための方法を学ぶことができました。例えば、調整力を身に着けるためには、自分と違う考え方の人に出会った時に驚かずに受け止めること、その考え方の違いを掛け算して新しいものを生み出すこと。また、コミュニケーション力を身に着けるためには、会う前に相手のことを良く調べること、声の調子を合わせて話すこと。今後は、学んだことを継続して行うことで、これらの力を身に着けたいと思っています。
最後に
5日間という短い時間でしたが、たくさん新しい経験をして、新しいものを学びました。ここで感じたわくわく感を忘れずに、今後も自分のやりたいものを見つけながら、方向性を決めていきたいです。
そして何よりも、優しくて面白いスタッフの皆さんのおかげで、楽しく充実したインターン生活を送ることができました。短い時間でしたが、終わってしまうのが寂しいです。5日間本当にありがとうございました!