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「若者が社会をよくするスタートアッププログラムiDEA→NEXT」第1次審査結果の発表

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エントリー6組のうち、ファイナルの舞台に立てるのは何組か?

人と地域を元気にする。こんな風だったら面白いをカタチにする。若者が未来に躍動するプログラム「iDEA→NEXT(アイデアネクスト)」。

このプログラムでは、6ヶ月間にわたる現場訪問や研修・合宿・仮説検証を経て、あなたの「地域をもっと良くしたい」という願いを実現します。これまで6回開催され、47組の卒業生を輩出しているプログラムです。

iDEA→NEXTの最後には大勢の観覧者の前で自らの取り組みを発表し、協力を募る「ファイナルプレゼンテーション」が開催されます。しかし、この舞台に立つには厳しい審査を乗り越えなければなりません。

3月11日の夜、その審査会が行われました。
〈審査会の様子はこちら「レポート:若者が社会をよくするスタートアッププログラムiDEA→NEXTの第1次審査会が行われました!」〉

そして、4名の先駆者による妥協ない審査の結果、なんとエントリーした6組全員が審査を通過することが決定しました!

スタッフもドキドキでしたが、参加者のみなさんはもっと緊張したと思います。大変お疲れ様でした。

審査を通過したプロジェクトの紹介

ここでは、その6組の現段階のプロジェクトをご紹介します。

1.佐々木将志 社会人 「町に人々が集うゲストハウスを作ろう」

高根沢町に地域の様々な年代の人達が気軽に集まれるスペースを兼ねた宿泊施設を作る。世代間交流、宿泊者と地域住民の交流を通じて高根沢町を知る機会を作り、地域への愛着、関係人口を創出することが狙い。また、様々な人が集まる宿泊施設という特性を活かし、移住希望者向けに中長期間滞在できるサービスや、高齢者向けの生活支援事業等も行いたい。

2.団体「農と共に」代表者 阿久津 清尚 高校生、他9名「若い人と地域の農業(仮)」

私は、地域の農業生産者が高齢化になっていることに、危機感を感じたため若い人にも農業の魅力や楽しみを簡単に伝える方法はないかと考えてました。その時に地域の高齢の生産者のお手伝いをした所「この仕事は一人では出来なかったから助かったよ」と言われて「このような農家さんが他にもいるんじゃないか」と思いこの一般社団法人「農と共に」を設立して、栃木県内各地区に地区代表を配置して地域の農家さんの手助けを若い人たちで行える活動してまた、農業という魅力を持ってもらえる組織にしていきたいと思います。

3.荒井 沙音美 大学生 塚原 由起 大学生「地域の居場所づくり」

一人暮らしのお年寄りや、鍵っ子と呼ばれるような一人で過ごすことのある子どもたちが気軽に集まることができる場所をつくり、ここに来れば誰かがいて居心地がいいと思ってもらえるような居場所づくり。また、地域で子どもを育てるという意識が薄くなってしまっているため、その意識づくりを行うこと。他に、一人で食事をする人(孤食)が増えているため、それらの改善のため誰でも安価で食事をすることができる地域食堂の定期開催を行い、食育にも努める。

4.ダー春花サラ 大学生「女性が幸せになるシアバター」

シアバターの主な生息地はアフリカ  →①アフリカの女性の雇用を生み出せる
・シアバターを日本で商品化、販売  →女性を社員を雇用(特にシングルマザー) →②日本の貧困家庭の生活を豊かにできる

5.毛利颯汰 大学生「大学生への日雇い農業バイト求人サイト」

労働力不足に困っている地域農家と農業バイトがしたい大学生の両者がマッチングできるプラットフォームを運営し、地域農家から求人情報の掲載料を頂くという農業求人サイト運営事業。

6.川﨑みさ旗  社会人「TOCHIGI movies」

簡単にいうと映画を作りたい。そこに栃木で活躍している社会人クリエイターや時間のある学生、県や市の協力を得てちゃんとした映画を撮影する。ストーリーはテーマを一つ決めて(例:「大学生の葛藤」「マイノリティ」など、)栃木で何か問題に取り組んでいる人や課題と向き合って頑張っている人をテーマに基本的にはノンフィクションでオムニバス形式にする。目標はヒカリ座で上映し、満員することでニュースにしてもらう。


これらのプロジェクトは、あくまでも現時点でのもの。これからファイナルプレゼンテーションまでの2ヶ月半に渡り、さらに厳しいブラッシュアップや実践的仮説検証を繰りかえし、それぞれの目指すべき未来を先鋭化してきます。

その過程は、随時このサイトで報告していきますので、お楽しみに!

ファイナルプレゼンテーション告知!

iDEA→NEXTのラストには、「ファイナルプレゼンテーション」と呼ばれる発表報告会が行われます。大勢のオーディエンスの前で、半年間ブラッシュアップを続けたプログラムを各自が発表し、意見や協力者を募ります。ファイナルプレゼンテーションの詳細はこちら。

◆◆◆iDEA→NEXTファイナルプレゼンテーション◆◆◆

13:00~17:30 宇都宮大学峰キャンパス 峰ヶ丘講堂にて
(参加費が必要です。詳細は以下)
・iDEA→NEXT2019 ファイナルプレゼンテーション

まちづくりに興味のある方、とちぎの未来を垣間見たい方、チャレンジを続ける若者と繋がりたい方、どんな方でもウェルカムです。たくさんの皆様の参加をお待ちしています。

ご協賛のお願い

とちぎの新しい物語をつむぐ。人と地域が元気になる。「こんな風だったら面白い」をカタチにする若者が未来へ躍動するスタートアッププログラムiDEA NEXT。いただいた寄付は、グランプリ、ファイナルステージ出場者の副賞他、大会運営に充てさせて頂きます。

ご協賛のお手続きについてはこちら。クレジットカード、使えます。

iDEA→NEXT2019関連リンク

・iDEA→NEXT2019 ファイナルプレゼンテーション

・iDEA→NEXT2019 (プログラム全体の詳細はこちら)

・2019年 3 月 20 日 レポート:「若者が社会をよくするスタートアッププログラムiDEA→NEXT」第1次審査結果の発表

・2019年 3 月 12 日 レポート:若者が社会をよくするスタートアッププログラムiDEA→NEXTの第1次審査会が行われました!

・iDEA→NEXT2018ファイナルプレゼンテーション (昨年度のファイナルプレゼンテーションについてはこちら)