栃木県知事選挙の投票率をあげたい!
2020年11月15日、栃木県知事選と宇都宮市長選があります。栃木の未来を決めるという上でどちらも重要な選挙ですが、過去の選挙では投票率は低迷しています。その問題解決を目指し、特に投票率の低い20代前半の投票率を上げるために活動している大学生有志の代表、永島良恵さん(宇都宮大学・国際学部・4年)にお話を伺いました。
大好きな栃木をもっと最高に!
私たちは若者の投票率を上げるために、若者が政治や選挙、投票に関心をもつようなInstagramアカウントの運営や、ポスターとパンフレットの作製・配布を行っています。来る11月15日に栃木県知事選と宇都宮市長選が行われます。いずれも栃木県や宇都宮市の今後にかかわる重要な選挙ですが、過去の選挙では投票率が30%台に低迷しており、特に同年代の20代前半の投票率はほか世代と比べて最も低く、大きな問題意識を抱いています。
「若者の政治に関する意識を高め、投票率を高めたい」
「もっと選挙に関心を持って、自分の投票が未来に良い影響を与えるかもしれないと思ってほしい」
「有権者が未来を能動的に考えられる、最高の栃木にしたい」
活動の原点にあるのはそのような想いです。今回、投票率を上げる取り組みの一環として「選挙割」キャンペーンを行っています。選挙割とは投票に行くと、協力店舗で割引や特別サービスが受けられる仕組みのことです。選挙に行くと、世の中を変える結果が待っているかもしれません。また、「選挙割」の利用もできます。今回の県知事選、市長選にぜひ行っていただけると嬉しいです。
投票に行くこと=大切なものを守ること
もしかするとあなたは、政治に興味はないかもしれません。それでも、きっと他のたくさんのことに興味があるはずです。音楽やアイドル、お洋服にコスメ、カフェ巡りにラーメンなど、好きなことや楽しいこと。部活に夢中かもしれないし、叶えたい夢に全力かもしれません。でもそれって、政治に無関係なのでしょうか?「大好きなあのお店がコロナによって閉店してしまう」「お金がなくて大学進学を諦めなくてはならない現状を知っている」。そんな課題を、政治を変えることで解決できるかもしれません。大切なものを守るためにも、投票に行ってほしいです。守りたい未来は未来の自分かもしれないし、もしかしたら未来の自分の子供かもしれません。大切なものを守るためにも、投票に行く選択をしてくれたなら嬉しいです。
お店で使える「選挙割」を活用しよう!
今回大学生有志三人で「選挙割」という仕組みが栃木県内に根付くようにたくさんのお店に伺って協力をお願いしています。選挙割とは、選挙で投票に行き、投票後にもらえる投票済み証明書を対象店舗で見せると、商品の割引や特別サービスを受ける仕組みのことを言います。特定の候補への投票が条件ではなく、「選挙に行った」全員が受けられるサービスです。 選挙について興味はあるけど、一人で投票に行くのは怖い。だけど、なんとなく政治について話すことがタブーな感じがするから、投票に友達を気軽に誘えない。そのような人は、選挙割を利用して投票に一緒に行ってくれる人を誘ってみてはいかがでしょうか。例えば、「このお店でサービスを受けたいから選挙に行ってみない?」というように友達を選挙に誘うこともできると思います。投票自体はすぐに終わるので、投票後に選挙割を使い、ご飯を食べに行ってはどうでしょうか。家族や恋人などと一緒に選挙に行き、選挙割を使ったサービスを帰りに受けるというのも素敵だと思います。
はじめて投票する方・栃木県知事選挙について詳しく知りたい方へ
わたしたちはいまInstagram「選挙に行こう(@tochigi_senkyo)」を運営しています。ここでは選挙や政治に関する情報をわかりやすく発信しています。また、選挙割にご協力いただいている店舗についても掲載していますので、一度ご覧になってくださると嬉しいです。また栃木県知事選挙ホームページや下野新聞SOONでも、県内の選挙情報について参考にすることができます。自分の価値観と合う候補者を探すサービスも展開されているので、それらを参考にしながら、選挙について考えてみてほしいです。