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『道の駅でSDGs!マルシェ』で「エシカルな選択」について学ぶ1日

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10月16日・17日に道の駅うつのみや ろまんちっく村で開催された『道の駅でSDGs!マルシェ』に、ライターの大久保が行ってきました!

『道の駅でSDGs!マルシェ』って?

このマルシェのキーワードは「エシカル(倫理的)な選択」です。

普段私たちは買い物をするときに価格やクオリティを重視していると思います。

しかし、SDGs(持続可能な開発目標)が世界で掲げられ、私たちの暮らしには「人や社会、環境に配慮しているか」という新しい基準が生まれました。これが「エシカルな選択」です。

そこでこのマルシェでは、「エシカルな選択」に適するものやフェアトレードをキーワードに、参加者全員で国際問題について考えてみようと企画・開催されました。

もっと詳しく知りたい人はこちらの記事を覗いてみてください♪

いざ入場!!

私が訪れたのは17日の日曜日。

あいにくの雨でしたが、多くの人がマルシェでお買い物を楽しんでいました✨

ふらふら歩いていると、世界各国のカラフルな小物やアクセサリー、洋服やバック、そして芳しいコーヒーやカレーの匂い…

その場にいるだけでなんだかとってもワクワクしました✨

いくつか気になるお店があったので、お買い物をしてみることに。

宇都宮大学 ナムチャイ
-タイの子どもたちを支援する-

可愛らしいビーズアクセサリーやカード入れ、ブックカバー等を販売しているお店を発見!

お話を伺ってみると、タイの子どもたちに絵本を寄贈したりと、実際に現地を訪問し支援活動に貢献している宇都宮大学のサークルだそうです。素敵な活動ですね…!

店員さんから「ご購入いただいたお金は支援に使われます」とお聞きしたので、私もひとつ買うことにしました。

何色のピアスにするか迷っていると、どれが私に似合うか一緒に考えてくれました。みんな温かくてとっても優しい✨

そして私は青いビーズのピアスを購入しました。これはネパールの女性の手作りだそうです。早速つけてみました!可愛い♡

可愛いものを買うことが、現地の支援にもつながっている。

消費者として、新たな喜びを感じられました。

ナムチャイさんの素敵な活動の様子が分かるInstagramもぜひ覗いてみてください🌱

Instagram:@namcai_uu(インスタサイト版はこちら

宇都宮大学 RESOURCE NETWORK
-インドの女性と子どもの自立を支援する-

次に向かったのは、一際カラフルな小物が並んでいるこのお店。

出展しているのは、宇都宮大学の国際協力団体である『RESOURCE NETWORK』さん。

インドの女性と子どもの自立を支援するために、インドから買いつけた商品を販売したり、現地へ渡航したりしているそうです。

みんな明るく、和気あいあいとした雰囲気でした✨

私がこのお店でお買い物したのは、インドの女性手づくりの黄色い鍋敷き。ぱっと明るい華やかな色合いで、お鍋もより暖かく食べられそうです🍲

インドの女性の手づくりのため、彼女らの雇用を生み出し自立支援につながるそう。

日本で公正な価格で購入することが支援になる。

「安さ」ではない、選択肢としての「エシカル」って素敵だな~と改めて感じることができました。

Instagramでは、RESOURCE NETWORKのみなさまが実際にインドに行っている様子などが見られるので、ぜひ覗いてみてください❀

Instagram:@resourcenetwork(インスタサイト版はこちら

合同会社 シェトラトレーディング
-コンゴ民主共和国のコーヒーでSDGsに貢献する-

「試飲、試食やってます!」の声につられて寄ってみると、その場で温かいコーヒーを淹れてくれました。

コンゴ民主共和国のコーヒーだそうです。程よい酸味のほっこりする味わいで、寒い雨の日にとても温まりました。

そしてチョコレートまで試食させていただきました!🍫「コンゴ民主共和国のチョコってどんな味…?」と思いましたが、甘さ控えめでとっても美味でした。

こちらの出店者さんは、合同会社シェトラトレーディングでインターンされている宇都宮大学の学生さんでした。またもや宇大生との出会い。みなさんとってもグローバルで活動的ですね!

少しお話を伺うと、コンゴ民主共和国のコーヒーを直輸入することにより現地の農業を促進し、貧困解決に取り組んでいるそう。

もっと詳しく知りたい方は、Instagramをぜひ覗いてみてください🌱

instagram:@shetoratrading_coffee(インスタのサイト版はこちら

エシカルな選択の意義

このマルシェに来るまでは、「エシカルって聞いたことあるけど一体どんなものなんだろう?」と思っていましたが、自分の好きなものを買うことが誰かの支援につながっているのだと実感することができました

消費者としても、遠い国の生産者とつながっているという喜びや貢献できているという充足感を感じることができるのではないでしょうか。

「安い」「品質がいい」だけでなく、新たな選択肢としての「エシカル」。

みなさんもお買い物をする際に、ものを購入することで誰かの支援につながる「エシカル」という選択をしてみてはいかがでしょうか。