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お客様からの「ありがとう」を励みに。地域の方に長く愛され続ける老舗和菓子屋『うさぎや』

突然ですが、みなさんは『チャット』と呼ばれる伝統菓子を知っていますか?

『チャット』とは、甘くて香ばしい皮にバターを練りこんだなめらかで上品な白あんを包んだ、どこか懐かしい味わいのお菓子。栃木県在住の方にとっては、もしかしたら馴染み深いお菓子かもしれません。

そんな栃木県を代表するお菓子を生み出した『うさぎや』は、大正4年から続く老舗和菓子屋です。

社長の檜山さんはゲスト講師として大学の授業でお話しすることもあり、ライター佐々木はその講義でうさぎやについて知りました。甘いものに目がない私は、地域の方に長く愛され続けている和菓子が一体どのようにして出来上がったのかずっと気になっており、「いつか訪れてみたいな…」と思っていたのです。

そこで今回、うさぎやの代表取締役社長である檜山さんに、伝統菓子の誕生秘話や地域に暮らす方への想いなど、様々なお話を伺ってきました!

今回お話を伺ったのは…

株式会社うさぎや 代表取締役社長 檜山 昌彦(ひやま まさひこ)さん
昭和44年10月8日生まれの現在53歳。理工系の大学卒業後、都内にある建材メーカーに就職。その後、25歳から2年間半、北海道の菓子屋で修業を行い、28歳でうさぎやへ戻る。平成24年にうさぎやの4代目社長として就任。

地元の材料を利用したレトロな雰囲気の和菓子屋

東武宇都宮駅から徒歩約10分。大通り沿いに、煉瓦造りの外観が素敵な『うさぎや』が見えてきました。

早速、入店してみましょう!

雰囲気がレトロで素敵なお店ですね。

この建物は昭和62年に建てられたんですが、内装には大谷石1を使用しているんですよ。

大谷石なんだ!ここではお菓子の販売のみ行っているんですか?

1階の店舗の奥と2階が工場になっていて、製造と販売を行っています。今は職人が8名いて、機械も利用しながらお菓子をつくっています。

機械で和菓子がつくれるんですね…すごい!

大谷石が用いられた壁

大正4年から続く老舗和菓子屋『うさぎや』の歴史

まずは、うさぎやの歴史について教えていただきます!

うさぎやは長い歴史がある老舗店だと聞いたのですが…

当店は大正4年に創業されましたが、その年は卯年でした。創業者である曾祖父も偶然卯年に生まれたことから『うさぎや』という名前になったと聞いています。今年も卯年ですので、干支の周りで言うと10回目の卯年になります。

卯年生まれのお店なんですね。でも、どうしてお菓子を販売することに?

曽祖父が幼少期の頃、様々な業種の職人の下で住み込みで働く『丁稚奉公2というものがありました。そこでお菓子の世界に出会ったんです

偶然の出会いだったんですね!

それから年を重ねて、お世話になっていた菓子屋から独立してうさぎやを創業したそうです。

店内に置かれたうさぎやを象徴するうさぎの置物

曽祖父から代々受け継がれてきたうさぎや。店内には歴史の長いお菓子がずらりと並んでいました。

中でも気になるのは、うさぎやの代表的なお菓子たち。これらのお菓子は、一体どのようにして生まれたのでしょうか?

それぞれの代の知恵が生んだ銘菓

うさぎやの銘菓である『うさぎもなか』『ゆず饅頭』『チャット』がどのように生まれたのか気になります…!

創業者の曽祖父がつくったものが『うさぎもなか』です。和菓子の定番『最中』は日本全国の和菓子屋さんで販売されていますが、皮の形がそれぞれのお店で違うんです。当店は『うさぎや』という店名だったので、うさぎの形をした『うさぎもなか』の販売を始めたと聞いています。

うさぎの形の最中は珍しいし、なによりとっても可愛くて一度見たら忘れませんね…!ゆずのお饅頭も初めて見たんですが、どうしてゆずを使うことに?

ゆず饅頭をつくったのは、私の祖父にあたる二代目です。現在は東北地方でもゆずの栽培は行われていますが、昔はゆずが採れる本州の北限が羽黒山だったんです。今で言う『地産地消』というような考えですね。「この辺で折角ゆずが収穫できるんだから、ゆずを活かしたお菓子をつくろう」と思ったのだと思います。

なるほど!でも、どうしてお饅頭に?

今は果物を加工した食べ物ですぐに思い浮かぶのは、ジャムやゼリーだと思います。ですが昭和初期の当時は洋菓子が入ってくる大分前だったので、「ゆずを使って和菓子をつくろう」と考えたそうです。試行錯誤する中で、生地にゆずを練り込ませたら香りが良く、お饅頭が適しているとなったそうです。

たしかにゆずの風味が感じられて、他の和菓子に比べてさっぱりとした口当たりですよね。軽やかで何個でも食べれちゃいそう!

では、冒頭でも紹介した『チャット』はどのように生まれたのでしょうか?

私はチャットの優しい味わいが大好きなんですが、このお菓子はどのように生まれたのでしょうか?

チャットが生まれたのは、私の父にあたる先代の時です。先代が大学生の頃に二代目が亡くなったため、大学を辞めてうさぎやで働いていたそうです。その中で「自分の代でも新しいお菓子をつくりたい」という想いが出てきたんだと思います。

創業者・二代目が立て続けに代表的なお菓子を生み出しているのを間近で見てきたら、必然的にそのような想いが生まれてきますよね。でも、先代は大学を辞めて働かれたんですよね?お菓子について本格的に学ぶ機会は少なかったのでは…?

そうですね。先代は他の菓子屋に学びに行ったことがなく、知識も経験も浅い状態でした。当時は全国の菓子屋を渡り歩いて情報を届ける方が現れ始めた時代だったため、「分からない時は人から教わるのが手っ取り早い!」と思い、偶然出会ったお菓子に詳しい専門の方と一緒に考えたと聞いています。

チャットは『乳菓3』というお菓子に分類されますが、当時は乳菓を取り扱っているお店が栃木県になかったため、チャットが生まれたそうです。

乳菓!そのようなジャンルのお菓子があるんですね。

福島の『ままどおる』や九州の『博多通りもん』も乳菓です。ちなみに日本で最初に誕生した乳菓は、愛媛県の『母恵夢』だと言われています。

先代がお菓子の専門家とタッグを組んで開発した『チャット』。でも、どうして『チャット』という名前になったのでしょうか?

『チャット』という商品名に込められた思い

ちょっと気になったのですが…どうしてこのお菓子は『チャット』という名前なんでしょうか?

実は、『チャット』の名付け親は足利市出身の相田みつを先生なんです。今では「だって人間だもの」という言葉で知っている方も多いと思いますが、当時は知名度が低く、詩や言葉だけでは生活できなかったそうです。なので、当店のような菓子屋に「何か仕事はないか」と営業に来ていました。その当時、ちょうど新商品を考えていたところだったので、お菓子の名前と包装紙のデザインを考えていただいたんです。

まさかの…!びっくりしました!(笑)どうして相田先生は『チャット』と名付けたんでしょうか?

『chat』という英単語の意味は『おしゃべり』です。なので、「楽しいおしゃべりのお供になるお菓子になってほしい」という想いを込め、『チャット』と名付けたと聞いています。

とってもハイカラな名前ですね!

そうですね。今はSNSが当たり前の時代なので『チャット』という言葉は聞き馴染みのある言葉かもしれませんが、相田先生はインターネットが世に出る半世紀ほど前からこの言葉を使っていたんです。

まさか、かの有名な詩人『相田みつを』先生が名付け親だったとは…!チャットは、まさに運命的な出会いのもと生まれた伝統菓子だということが分かりました。

このように様々な方との出会いと想いとが重なって現在まで続いているうさぎやですが、現在社長を務める檜山さんは、どのような想いでこのお店を継いだのでしょうか?

地域の方に支えられていることを実感して

檜山さんが「うさぎやを継ごう」と思ったきっかけについて教えてください!

生まれた時からこの体裁でしたので、物心ついた頃には「家業を継ぐことになる」ということはなんとなく分かっていました。でも「継ぐことをしっかり考えないといけない」と思ったのは、高校三年生の頃でした。今の店舗ができたのが昭和62年の秋頃で、私も新店舗の落成祝賀会に参加しました。その時に「地域の方に支えられているんだな」と強く実感したんです。

地域の方に支えられている、とは?

日頃お世話になっている取引業者さんやよく買いに来てくださるお客様にお会いした時、「支えてくださるみなさまのお陰でうさぎやは成り立っているんだ」と感じたんです。

沢山の方に支えられていることを実感したんですね…!高校卒業後はそのままお菓子の世界に?

高校卒業後は理工系大学へ進学し、大学卒業後は都内の建材メーカーに3年間勤めました。25歳くらいの頃、「そろそろ実家に戻ろうかな」と思い父に相談したところ、「まずは知り合いの菓子屋でいろはを学んできなさい」と言われ、北海道へ学びに行きました。

最初から自分の家のお店で働き始めたわけではなく、一度他の店舗へ学びに行かれたんですね。

急にうさぎやを継がなければいけなくなり他の菓子屋に学びにいく機会がなかった父は、「他の菓子屋の現場でも学んでほしい」という想いがあったんだと思います。

北海道の菓子屋ではどれくらいの期間学んだのでしょうか。

2年半くらいです。それから実家へ戻ってうさぎやで働き、11年前に正式に社長に就任しました。

幼少期から和菓子という存在が身近だったと語る檜山さん。高校生ながら地域の方のありがたみや家業についての責任感が芽生えていたということは、とても素晴らしいことだと感じました。

これまで11年もの間、取締役社長として経営を行ってきた檜山さんですが、直面した困難や苦労されたこともあったのでしょうか?

人の動きがなくなったコロナ渦

これまで経営を行ってきて、大変だと感じたことはありますか?

やっぱり、一番は新型コロナウイルスの流行ですね。言ってしまえば、お菓子がなくても生きていけますよね。手土産やお土産は人が行き来するからこそ売れるものなので、『人が動かなくなる=商品が動かなくなる』ということにつながるんですよ。

たしかに、自宅に篭っていたらお土産を買う機会はなくなってしまいます…

そうなんです。自分ひとりであればお店を閉めるといった選択肢も取れたかもしれませんが、経営者となると従業員とその家族も守らなければいけない。よく0から1を創り出すのが大変で1から10にするのは簡単だと言われますけど、1から10にすることも、10の状態を保つことも大変なんです

経営するのに楽な瞬間なんてないんですね。人の動きがなくなったコロナ渦では、どのようにお菓子の販売を行っていたんでしょうか?

インターネット通販にはとても助けられましたね。「外出することはできないけど季節のご挨拶はしたい」という方もそれなりにいらっしゃいましたから。

通販はいつ頃から始められたんですか?

通販自体は10年くらい前から始めていました。ちょうどコロナが流行する少し前に、商品の支払方法を代引きや郵便振替に加えてクレジットカードやコンビニ支払いもできるようにしていたんです。その便利さもあって、コロナが収まりつつある今も継続的に通販を利用してくださるお客様も多いですね。

地元のお客様も通販を利用してくださるんですか?

それもそうですし、地元を離れて暮らしている方が「昔食べていたお菓子が食べたくなって注文しました」ということで通販を利用してくださるケースもあります。そんな風に県外で暮らしているお客様が他の方に広めてくださり、栃木県に縁がない方から「この間いただいたお菓子が美味しかったので」とお問合せ・ご注文いただくこともあります

コロナ渦により人々の購買スタイルが変化し、新たにインターネット通販の需要が広がりました。地元から離れた慣れない土地で心細さを感じている方にとって、離れていても地元の懐かしいお菓子を味わうことができるということは、大きな心の支えになるのではないでしょうか。

経営を行っていると数多くの困難に直面しますが、嬉しいことも楽しいことも、きっと沢山あるはず。そこで、働く上で嬉しいと感じる瞬間ややりがいについて伺ってみることに。

励みになるのは、お客様からの「ありがとう」という言葉

嬉しかったことややりがいについても教えてください!

一番嬉しいのは、お客様からの「ありがとう」という言葉ですね。普段は商品をご購入くださったお客様に対して「ありがとうございます」と送り出しますが、逆にお客様から「このお菓子を持って行ったら話が弾んだ」「美味しいお菓子をありがとう」と言っていただけると本当に励みになりますね。

「ありがとう」という心のこもった感謝の言葉は、直接いただくとより嬉しいですよね…!

そうですね!あとは、季節ごとに出るお菓子や新商品を楽しみに待ってくださっているお客様がいることは嬉しいですね。季節の変わり目になると「もう商品は出ましたか?」と聞いてくる方や、季節の終盤になると「いつまで販売していますか?」「来週で終わりですよ」「じゃあ、また来週買いに来ますね!」といったコミュニケーションが生まれ、「楽しみに待ってくれているんだな」と嬉しい気持ちになります。

桜餅など、和菓子は見て食べて、季節を感じられるところが良いですよね。

先人の知恵の賜物です。食べ物で季節を感じてもらう方法だと、夏は梨、秋は柿といったように果物であれば果実そのものが挙げられますが、和菓子は見た目で表現するので面白いですよね。ただ、温暖化の影響で昔と比べて季節感にズレが生じてしまっているんです。2100年くらいには1年の半分は夏だっていう話もありますけど、暑い夏は一般的にアイスやゼリーが好まれるので、実はあまり和菓子の時期ではないんです。

言われてみれば、和菓子はあたたかいお茶と一緒にいただくイメージがあるような…

わらび餅やくず餅など夏向けの和菓子もあるんですけど、半年間それで乗り切るのは難しいですね。なので、今から何十年か先を見越して、夏にも好まれる和菓子のバリエーションを増やしていかなければ…という想いです。

感謝の言葉を伝えてくださる方や季節の商品を楽しみに待ってくださる方。美味しく心あたたまるお菓子の存在はもちろん、そのようなお客様方の存在もあり、うさぎやは長く続いているんだと感じました。

一方で、昔と比べて今は様々なバリエーションのお菓子が生まれているので、業界全体の競争率も高くなっているのではないでしょうか。そこで、業界の現状についても伺ってみることに。

消費の早い現代で、“息の長い商品”をつくることの難しさ

時代とともにお菓子のバリエーションが豊かになってきていると感じていますが、和菓子業界に影響(変化)はありますか?

和菓子には季節や行事ごとに様々な商品がありますが、そういった行事に対する感覚が薄くなってきていると感じています。でもそれは街の菓子屋の数が減っているから当然のことなんです。店頭に季節の商品を紹介するポップがぶら下がっていると通行人も季節を感じることができますが、最近はそのように店頭で告知するお店も減っているので…

そもそも、和菓子屋さんを街で見かける機会ってあまりないかもしれません…

そうですよね。この業界に入って様々なお菓子のヒット商品を見てきましたが、ここ10年くらいはほとんど外国から入ってきたものですよね。よく「日本初上陸!」とか聞くじゃないですか。

よく聞きますね!タピオカとかマリトッツォとか。

ただ、今の商品は消費が桁違いに早くて。SNSやテレビで紹介されるとすぐに消費され、また新しいものが入って来て…の繰り返し。そのことを考えると、どら焼きや羊羹みたいに誰もが知っていて売れ続けている商品ってすごいですよね。みんなできることなら息の長い商品をつくりたいけど、同時にヒットする商品をつくりたいという想いも持ってるんですよ。

「ヒットする商品をつくり続ける」ということはとても難しいことなんですね。

商品や店舗の入れ替わりや消費が激化する現代で、昔ながらの菓子屋が長く続けることの難しさを痛感しました。

そんな中で、うさぎやは大正4年から現在まで続いています。何か秘訣はあるのでしょうか?

長く続けることができたのは、地域の方のお陰

街の菓子屋が減少する中、うさぎやが長く続けられている秘訣は何でしょうか?

地域の方のお陰です。当店に独自サービスやオリジナル商品があるから続けられているというわけではなく、お客様が商品を買いに来てくださるから続けられているんです。だからお客様には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

お客様がうさぎやのお菓子を愛し続けてくださるからこそ、この場所で長く続けることができているんですね!一方で、最近ではコンビニやスーパーでも気軽に和菓子が購入できますが、その中で和菓子屋が存在する意義はどんなところにあるとお考えですか?

懐かしさと安心感ですね。全国的にあるコンビニやスーパーには同じような商品が陳列されているので、「とくに思い入れがある」という方は少ないのかなと思います。でも個人経営のお店であれば、「昔ここのお菓子をよく食べていたな」といった風に思い出になりやすいんじゃないでしょうか

たしかに、自分の地元だけにあるお店って思い出に残りやすいかも…!

そうなんです。地域に根差した思い出をつくり、記憶に残る商品を安心して購入できる・口にできるというところが個人店舗の存在意義だと思っています。当店では地域に恩返しできるよう、可能な範囲で環境に配慮した生産を行うなど、『地域貢献』を心がけています。

地域貢献、というと?

ゴミの削減などには以前から意識して取り組んでいました。最近だと、会社で使用する営業用の車をハイブリッド車に変更したり。あとは、継続的に事業を続けていくことが地域還元になると思っています。

店内に置かれているSDGs宣言 左:足利銀行、右:栃木銀行
うさぎやのSDGsに関する取り組みについて語る檜山さん

かねてより経営を支え続けてくださったお客様への恩返しとして、うさぎやにできる精一杯のこと。そのことに全力で取り組む姿勢を見て、地域の方から愛され続ける理由が分かったような気がします。

そんなうさぎやを檜山さんは今後、どのようにしていきたいのでしょうか。

長い間、地域の方に愛されてきた商品を『地域の財産』に

最後に、今後の目標について教えてください!

一番の目標は、お菓子を残すことです。「お店の名前は分からないけどお菓子の名前は知っている」と言われる商品って沢山ありますよね。それと同じように、『うさぎや』という屋号がなくなったとしても、『チャット』をはじめとしたお菓子の数々はしっかり残していきたいです。

それはどうしてでしょうか?

長い間地域の方に支えられてきたお菓子だからこそ、様々な方の思い出の中に確実に残っているんです。だからこそ、「屋号を残すことよりもお菓子を残すこと」のほうが私の役割であり使命かな、と。地域の方が愛してくださっている数々のお菓子を、できる限り長い間、『地域の財産』として残していきたいと思います

地域の方に長く愛され続けている『うさぎや』。

今回は社長の檜山さんが感じる、地域の方に対する感謝の想いを沢山伺うことができました。

今はコンビニやスーパーなどで手軽にお菓子が購入できる時代ですが、どこか懐かしさを感じる個人店舗に足を運ぶと、あたたかな地域の方やお店の方、見たことのない商品との出会いがあり、ほっとするとともにわくわくした気持ちになりました。「個人店舗ならではの商品が購入できる」というところも、ちょっと足を伸ばしてでも訪れたいポイントかもしれません。

甘いものがほしい時や、まだ知らないお菓子を食べてみたい時。そんな時はぜひ伝統菓子や銘菓を数多く提供するうさぎやに足を運び、うさぎやならではの優しい味わいのお菓子を召し上がってみてはいかがでしょうか。

店舗情報

『下野菓子処 うさぎや』店舗情報
住所:栃木県宇都宮市伝馬町4-5 
営業時間:8:30~18:00
定休日:水曜日
TEL.028-634-6810
HP:https://www.usagimonaka.com/
Instagram:@simotsuke_usagiya