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学生の声

生きづらさを抱える人たちが暮らしやすい地域をつくりたい。ー国際医療福祉大学/氏家 綺莉さん

学生の声

プロフィール

氏家 綺莉うじいえ きらり
栃木県大田原市出身
国際医療福祉大学 医療福祉学部 医療福祉マネジメント学科 2年生
一般社団法人えんがお 学生サポーター(フリースクール『ごちゃごちゃ』運営)、地域密着型応援メディア 『みんなの那須ポータルサイト』 リポーター、その他多数。社会福祉士の資格取得に向けて勉強する傍ら、地域の様々な場所で活動中。

ーいまの活動

高校時代の出会いから地域での幅広い活動へ

高校1年生の頃、どこにも居場所を見つけられず辛い時期がありました。学校にも家にも安らげる場所がなく、精神的につらくて毎日死ぬことばかり考えていました。そんな時、友人に学童や放課後等デイサービスで子どもたちに勉強を教えたり、一緒に遊んだりするボランティアに誘われて参加しました。最初は特に興味もなかったし、やる気もありませんでした。でも行ってみると、「きらり先生!遊ぼう!」「明日も来てくれる?」といった子どもたちの何気ない声に、『ここにいていいんだよ』と言われたような気がしたんです。名前を呼んでくれる人がいること、必要としてくれる人がいることが本当に嬉しくて、ボランティアに行くことが生きがいになっていきました。

そこから長期休業などを使って定期的にボランティアに参加するようになりました。子どもたちの成長を感じる度に、涙が出るほど嬉しかったです。高校を卒業するタイミングで、「このままアルバイトで働かない?」というお誘いをいただき、大学1年生の頃からアルバイトをしています。

そしてもう一つ、高校時代に素敵な出会いがありました。高校2年生のとき、勉強場所を探して出会ったのが一般社団法人えんがおでした。えんがおの方々は真っ直ぐに私の存在を受け止め、何度も相談に乗ってくれました。徐々に勉強場所としてではなく、地域活動の場としてえんがおと関わるようになり、今では「おかえり」と私を迎えてくれる場所になっています。これまで様々なお手伝いやボランティアに参加させていただき、失くしていた自信や夢を取り戻しました。そして、えんがおをきっかけにさらに繋がった沢山の方々にも本当に良くしていただき、幅広い活動に繫げていただきました。

今ではメディアでの活動も行っており、みんなの那須ポータルサイトでは興味のある『就労支援』の部分に焦点を当てて取材・発信をしています。また、NPO法人とちぎボランティアネットワークではミヤラジで放送される『みんながけっぷちラジオ』にて学生パーソナリティを務めています。

ー大切にしている価値観

一つ一つの『出会い』を大切に

私は『出会いの数だけ夢があり、出会いの数だけチャンスがある』という言葉を大切にしています。これは、私が活動しているみんなの那須ポータルサイトの団長がいつもおっしゃっている言葉です。これまで沢山の人に出会い、多くの夢とチャンスをいただきました。様々な話を聞いて自分の考えを深めることもできました。今では共感や協力をしてくれる仲間もでき、関わってくれる全ての人に心から感謝しています。夢も希望もなかった高校時代、私に足りなかったものは『出会い』でした。出会いに溢れている今は毎日が充実していて本当に幸せです。これからも一つ一つの出会いを大切にしていきたいです。

ー今後の歩み

生きづらさを抱える人たちが暮らしやすい地域づくり

将来は、障がいや困りごと、辛い思いなどによって生きづらさを抱える人たちが暮らしやすい地域づくりを目指して、地域の方々の繋がりを深める工夫や居場所作りを行っていきたいです

これまで、ボランティアやアルバイトを通して障がいのある子どもたちと多く関わってきました。今もこれからも大切にしていきたいのが、『この子たちが大人になった時、辛い思いをしてほしくない』ということ。キラキラした笑顔をずっと絶やさずにいて欲しいです。障がいの有無に関わらず、生きづらさは誰にでもあるもの。高校時代にそれを感じていた私を支えてくれたのは、自分の存在を認めてくれる居場所でした。私は学校でも家でもない場所に何度も救われました。そんな誰かにとっての第三の居場所を作り、提供できる人になりたいです。