高校生が多様なキャリアに触れ、じぶんの未来について考える!『じぶん×未来フェア』開催
先日、宇都宮市主催で行われた市内の高校生対象の職業体験型イベント『じぶん×未来フェア』が開催されました🙌✨
『じぶん×未来フェア』の目的は、①高校生にとって今の『学び』が将来の『仕事』にどうつながっているのかを理解してもらうと同時に②宇都宮市内の企業の魅力を知ってもらい③高校卒業後の進学および就職までを意識した幅広い進路選択のきっかけづくりの場になること。
当日は市内に拠点を構える31の企業・団体がブースを出展し、市内の高校からは1・2年生を中心になんと計809人の高校生が集まり、会場は活気に包まれていました!
今回は、当メディアの運営団体である『とちぎユースサポーターズネットワーク(以下:ユース)』もNPO法人という組織とその働き方について知ってもらうべく、活動紹介&ワークを行いました。
『NPO法人』という言葉自体を耳にしたことがある方は多いと思いますが、その組織の実態について説明できる人は未だ少ないのかな…と思います。
〈一口解説〉NPO法人とは…政府・自治体・私企業とは独立した存在として、市民・民間の支援のもとで社会的な公益活動を行う組織・団体のこと
ブースに集まってくれた約100名の高校生たちにアンケートを取ってみても、「NPO法人ってよく分からない」という声が多く聞かれました。
そこで前述のようにユースでの具体的な活動紹介も交えながら、NPO法人とその働き方についてお話しました。「どういった取り組みをしているの?」「普通の会社との違いってなに?」「お金の流れはどうなっているの?」などについて説明を行います。
高校生にとっては難しい内容もありましたが、みなさん熱心に耳を傾けてくださいました。「そういう仕組みだったんだ!」「普通の会社より面白そう!」と頷いてくれる子も✨
その後はさらなる理解の深化のため、ユースの一事業を体験できるワークに取り組んでいただきました。
ワークの内容は、社会課題の解決に際して1枚の紙に生活の中で感じている悩みや不安、将来の夢などを幅広く書き出してもらうというもの。すると高校生たちからは、私たちの想像を上回るさまざまな声があがりました。
応援したくなる夢や改善されるべき社会課題、中には今後の事業展開の参考になる意見も。
活動紹介&ワークを終えて数名の高校生に感想を聞いてみると、みなさんNPO法人について新しい認識が生まれていました。「さらに関心が深まった」という方もちらほら…!
今回はユースでの活動を含めNPO法人という組織全体の紹介を行いましたが、高校生にとって将来の自分の働き方についてはイメージし難いものだと思います。私自身、現在でも未だ不透明な部分が沢山あります。
その前提の上、高校生という無限の可能性を秘めた時期にNPO法人とその働き方について知ってもらい、将来における選択肢のひとつになったらいいなと感じています。
将来、彼らとともに社会課題に取り組める日が来ると思うと、今から楽しみでなりません!