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学生の声

科学の面白さを発信し、人びとの日常に。ー宇都宮大学/斎藤 すみれさん

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プロフィール

斎藤 すみれ(さいとう すみれ)
山形県 尾花沢市出身
宇都宮大学 農学部 生物資源科学科 1年生
子ども科学ラボ』代表

ーいまの活動

科学の魅力を伝える『子ども科学ラボ』で代表を務める

子ども科学ラボ』という、科学をもっと身近なものにするための活動を行っています。現在は代表を務めており、記事作成やスケジュール調整はもちろん、様々な地域活動をしている先輩方と多く関わり、とても深い学びを得ることができています。

私が思う科学の魅力は、『日常の中に様々な要素が存在する』ということ。勉強というイメージがどうしても強い科学ですが、普段の生活の中での楽しみが増えるという点が魅力だと思います。『子ども科学ラボ』での活動を通して、小さなお子さんはもちろん、大学生や社会人の方にも科学に興味を持っていただけたら嬉しいです。

ー大切にしている価値観

「分からない」を前提に考えること

大切にしている価値観は、「分からない」を前提に考えることです。『科学』を毛嫌いする人が多い理由の1つに、「分からないことを急に語られる」ということが考えられます。例えば、ゲームを知らない人に「スプラトゥーンが〜」「モンハンが〜」など専門用語で具体的に語っても、聞いている側からしたら『何も知らないから何も面白くない』のです。自分にとっては当たり前のように知っていることでも、相手にとっては初めて聞くことかもしれない。そう考え、科学について語るときは、日常生活で目にしやすいもの(身近なもの)から話すように心がけています。

ー今後の歩み

夢は、生産者の負担を減らす『栽培技術開発』に携わること

将来は、生産者の負担を減らす『栽培技術開発』に携わりたいと思っています。今の夢ができたきっかけは、農家でもある実家での経験です。幼い頃から、農家の方々だけでなく様々な方面から農業を支えている方々に触れる機会が多かったので、「自分も日本の農業を支える1人になりたい」といつしか思うようになりました。加えて、大学卒業後も、科学の面白さについて多くの人々に伝えていけたらいいなと思っています。