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学生の声

地域を創り、魅力を伝えたい。ー大正大学/小野 雅治さん

学生の声

プロフィール

小野 雅治(おの まさはる)
埼玉県 さいたま市出身
大正大学 地域創生学部 地域創生学科 3年生
NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク インターン生
あしかもメディア ライター
さんばからす/からせんつなぎ隊プロジェクトリーダー
2.5PLACE ラジオパーソナリティー

ーいまの活動

都内に通う大学生が栃木で活動する理由とは? ”地域”を創り、”伝える”

今から2年ほど前、大学で地域創生について学ぶ中で「自分も地域活動に参加できないか」と思い、インターネットで『栃木 インターン』と調べたことが、栃木で活動を始めるきっかけになりました。

インターネットで検索してみると、あしかもメディアのとちぎ地域づくりインターンシップ』の募集記事を締切15分前に見つけ、参加を決意。それをきっかけとして、栃木県内における地域での活動が始まりました。

とちぎ地域づくりインターンシップに参加する様子

栃木県で活動しようと思った背景には、『栃木への愛』がありました。元々鉄道が好きで、特にJR宇都宮線に興味がありました。そのJR宇都宮線がきっかけで栃木県の人と仲良くなり、また自分の日常では味わない自然豊かさや人の温かさといった『非日常』の空気感が好きになり、定期的に栃木県に遊びに来ていました。そういった愛が活動への動機になったのだと思っています。

また高校3年生の時に、授業で社会課題を解決する起業プランについて考える機会があり、『生活の足である鉄道路線の存続』というテーマで栃木県内を走るJR烏山線を題材に取り上げました。

その後、「地域との接点をつくりたい」という想いから、先述した『とちぎ地域づくりインターンシップ』で活動体験を行ったNPO法人クロスアクションでインターンシップを行いました。

またその後、偶然にも那須烏山市の地域おこし協力隊の人にお声掛けいただき、若者団体『さんばからす』のコアメンバーとして参画。同団体が支援するからせんつなぎ隊というプロジェクトが始動し、現在にいたります。

『さんばからす』主催の『からせんAnniversary』の時の様子

また、NPO法人とちぎユースサポーターズネットワークで、栃木の素敵なヒト・コト・モノ・シゴトについて情報発信を行う『あしかもメディア』の運営にインターン生として携わっています。”そとびと”による栃木の良い所を伝えられるよう、試行錯誤しているところです。

さらに、ラジオパーソナリティとしての活動も行っています。

大学1年生の終わりに、同じ学部の親友と「ラジオをやりたい」という話になり、大学2年時の『地域課題解決実践論』という授業内で『地域の色々な話を届ける』をコンセプトに、YouTubeを用いたポッドキャスト1を企画・実施しました。現在は、新たな番組の立ち上げに向けて準備を進めているところです。

大学2年時に放送していた『なかむーとまっさーの2.5PLACE

ー大切にしている価値観

『感謝』と『経験』を大切に

バイトでもサークルでも何であれ、何か取り組もうとした時に、1人で全て完結することはほぼ無いと考えています。大きなことから小さなことまで、私以外の誰かに助けられることで実現出来ていると。そういった場面で「ありがとう」と忘れず伝えられる人になるために、『感謝』という言葉を大切にしています。

また、ただ『感謝』するのではなく、自分が『経験』することも大切にしています。今の社会、インターネットを使えばすぐに情報が手に入りますが、経験することで自分ごととして考えることができ、リアルな知見が積み重なることで多くの学びを吸収できるのではないかと考えています。

ー今後の歩み

日本の地域のことを国内外に伝えられる人に

「日本の地域で活動したい」と思ったきっかけが、高校2年生時のセブ島への留学でした。当時、現地の先生方と話をする中で「自分は日本のことを知っているようで実は知らなかったんだ」と気づかされました。そこで、帰国後は興味のあった栃木県を知ることから始め、現在の活動にいたっています。

自分は、30歳の時にありたい姿として「日本の地域のことを国内外に伝えられる人になる」という目標を持っています。その直近の目標として、大学卒業までに、栃木県をはじめとして、これまで関わりを持った地域の魅力を伝えられる人になるために勉強していきたいと思っています