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学生の声

イベント活動で、人と地域を繋ぐ。-宇都宮共和大学/藤田虎流さん

学生の声

プロフィール

藤田 虎流(ふじた たける)
栃木県 矢板市出身
宇都宮共和大学 シティライフ学部 3年
まちづくりサークル 代表

—いまの活動

よいまち宮とうろうを開催!

自ら立ち上げた『まちづくりサークル』で、リーダーとしてイベント活動に注力しています。まちづくりサークルでは『よいまち宮とうろうという、宇都宮空襲で亡くなった方々への追悼イベントを行っています。リーダーである私は企画や構成を担当するほか、地域の方々へご協力を仰いだり、関係者との打ち合わせを行ったりなど、多方面で尽力しています。

二年目となった今年のイベントでは、協力していただける小学校を増やすなど、一年目よりメンバーと協力しながら活動することができました。

子どもとうろうの制作の様子

地域活動を志して

活動のきっかけは本学の教員から「イベントをやってみないか?」とお誘いをいただいたことです。

高校生の時に『烏山学』という授業で地域づくりや観光について勉強していて、「面白いな」と感じていました。その体験から、地域活動をすることを目的として本学に入学したので「この機会を逃したくない」と思い、この『よいまち宮とうろう』の開催に挑戦しました。

このイベントは市民団体「ピースうつのみや」の方々が長年活動してきましたが、メンバーの高齢化により活動が難しくなっていたところを、活動の一部を引き継ぐ形で開催しています。そこで、毎年開催していた『灯ろう流し』を学生の手で形を変え、市内の若者や子どもたちに知ってもらえるようなイベントを作ろうと活動しています。

よいまち宮とうろうで代表挨拶をする藤田さん

ー大切にしている価値観

迷うくらいなら、動け。

「迷いすぎずに行動してみること」を大切にしています。

私は、行動する前に色々と悩んでしまう心配性な一面がありました。しかし、イベントやプロジェクトを行えば必ず様々なトラブルに直面します。その中で、活動していくには臨機応変に対応していくことが必要だと学びました。この経験から「迷うくらいなら、とにかく動け」と、自分に言い聞かせることにしています。
各方面への連絡や決断事項など、自分だけで迷ってしまいそうなときは、「まずは聞いてみよう、まずはやってみよう」という意識で活動するようにしています。

取材を受ける藤田さん

ー今後の歩み

後輩たちへ地域を繋いでいく

今後は『イベント活動』という取り組みを自分だけでなく、同学年や後輩にも教えて行きたいです。

私は「得た知識をもとに実行した経験を通して、自分に落とし込むことが”理解する”ということ」だと思っています。イベント活動は、社会人とのコミュニケーションや書類作りなど、社会に出てからも必要なスキルを理解する場として最適だと思います。大学生には、このような機会を逃してほしくないです。

そして何より、私たちが中心となって続けてきた活動が、私たちがいなくなることでなくなってしまうのはもったいないと感じています。
イベントは人と人との繋がりを作り、地域とのコミュニティの維持に大切な手段の一つです。

後輩たちなりに形や名前を変えていきながらでもよいので、地域とのつながりを保ち続けてほしいと思います。

藤田虎流さん主催のイベント記事はこちら!