初企画!シゴト人と繋がる新しいカタチ『とちぎのシゴトとつながる会』
こんにちは。地元栃木県で就職活動を終えたライター須賀です。
「地元で働きたい」・「大学で栃木県にきたので、就職も栃木県でしたい」
と考えている方もいるのではないでしょうか?
リアルなことをお話すると
栃木県で就職活動を行っていた私は
「合同説明会には、毎回同じ会社ばかりだな…」
「(WEBで検索すると)やっぱり中途採用しかやってないのか…」
と思っていました。
地方企業で採用しているところは凄く少なく、選択肢も限られると実感。
でもちょっと待った!
企業側は、「新卒の子が私たちの会社を求めてくれるのかな」という不安と「学生と関わりたい」という想いを持っていることがあしかもメディアの取材を通して明らかになっているよ!
そんな相互の”もやもや”を解消すべく開催された「とちぎのシゴトとつながる会」に参加してみました…!
「とちぎのシゴトとつながる会」とは?
就活生と栃木県内企業が互いに求め合ってているにもかかわらず、繋がるための場所があまりない。この状況はお互いにとってとても勿体無い!お互いが繋がり続けるためにも、まずは出会える場が必要ということでこのイベントを開催しました。
(※今回は緊急事態宣言の延長を受け、完全オンライン開催しました。)
オリエンテーション(説明・自己紹介)
今回は企業(社会人)3名・学生7名が参加しました。
企業側は、化粧品会社・葬儀会社・社労士事務所と多様な業種の方々がいました。
学生側は、就活を終えた学生や就職活動真っ只中の学生、就活に初めて触れる学生と幅広く参加。
今回の参加の想いを語り合いました。
企業
・共感してくれる人と働きたいので、包み隠さず話します。
・学生と触れる機会の少ない業種なので、この機会に交流したい。
・学生がなにを求めているのか、知りたい。
学生
・栃木県内就活に苦戦した。栃木県内で会社と繋がれる機会に興味があった。
・就職活動を、栃木県でするか地元でするか悩んでいる。
・就職活動がどのようなものか知らないが考える機会にしたい。
・コロナ渦で就職活動が思うように進まない。
それぞれが様々な想いを持って参加していました。
ゲストインタビュー
今回は、社労士の村上さんがゲストインタビューに登壇されました。
村上 勝彦(むらかみ かつひこ)さん
栃木県宇都宮市出身。大学卒業後、学生時代から携わってきた都内飲食店にてマネージャーとして経営を学んだ後、証券会社、飲食店専門コンサルタント会社を経て、2015年に「社会保険労務士法人 村上事務所」を開業。現場での経験と財務・金融への理解を強みに持ち、現在はコンサルティングを得意とした社労士として活動中。
村上さんについて詳しく知りたい方はこちらから
会社の発展の土台作りにつとめる。人事のスペシャリスト『社会保険労務士法人 村上事務所』とは? | あしかもメディア | あしたの一歩を照らしていく (ashikamo.media)
普段は県内企業の経営者の方と人材育成などの人に関する問題を解決する社労士の立場を活かしたお話をしてくださいました。
実家が経営者をしており、ずっと自分は経営者になるという夢を持って過ごしていた村上さん。様々な転職を経験するも、その判断軸は「経営者になる道に繋がるか」であることを明かしてくれました。
また、村上さんの経験から大学時代にすべきことも教えてもらいました。
・やりたいこととやりたくないことを明確にしておくべき
やりたいことが決まっている人は内定がゴールではなく、目標に向かって長く努めている印象がある。
・やりたくないこともやりたいことに繋がっている場合は頑張るべき
入社したばかりの頃は、やりたくない仕事や地味なことも多いが、何に役立つのか・何に繋がるかを考えながらやってみると良い。
・仲間をたくさん作って欲しい。
仲間を作れるのは学生時代だけ!学生時代の仲間と仕事の話になり、一緒に将来仕事をすることもある。
・本を読む
自分の悩みは、先人たちも絶対悩む。本にたくさんのヒントがある。
また、社会人になってからも読書の習慣がつく。
就職活動のテクニックではなく、将来にも生きる情報が盛り沢山。
悔いのない学生生活にするために上記のことを実践したいと思いました*
交流会
企業と学生が相互に質問し、お互いの想いを投げかける機会になりました。
学生からは…
Q息抜きはどのようにしていますか?
A.・自己成長が好きなので、仕事が息抜き(好きなこと)です。
・おうち時間を利用して、料理を作りみんなに食べてもらうことです。
・対人の仕事なので、1人での時間を大切にします。
新しい物をチェックして買い物します。
企業からは…
Qどんな理由で仕事を頑張ろうと思いますか。
A.・自分自身のスキルがキャリアアップのために身につくなら頑張る。
・みんなから認められたということが昇級だから、上の位に立つことが頑張れると思う。
これはほんの一部ですが、疑問をたくさん投げることが出来ました。
そして、社会人と学生間で、時代の変化による考え方(価値観)の違いについて相互に擦り合わせを行いました。
「とちぎのシゴトとつながる会」の参加者の声
・学生のリアルの声が聞けたので楽しかった。何回かまた参加したいと思いました。
・『やりたくないことを軸に自分のやりたいことを洗い出してい』という視点が面白い発見だった。
・多領域のお話を伺うことで自分の考えの幅も広がったように思います。
学生と企業がどちらも得るものがあり、ざっくばらんに話ができる貴重な機会となりました。
今後も多くの学生・企業が繋がっていく機会として開催されることに乞うご期待!