街中でもっと身近に、もっと大学の学びを。「まちなか大学」開講
宇都宮市内の特色ある大学の専門知識を広く市民に提供し、年齢や所属、役職に関係なく多様な学びの場や繋がりの機会、多角的視野と実践力を育む『まちなか大学』。市内大学を中心に、行政・民間が連携し、創造型人材の育成とまちづくりを進める『宇都宮市創造都市研究センター』が主催しています。
2022年度は全4回の開催で、今回第一回の講義は、宇都宮共和大学シティライフ学部教授陣内雄次さんから「まちづくりにおける市民参加ーこれまでとこれからー」をテーマにお話しいただきました。
陣内先生は、都市計画を専門とされ、民間でのシンクタンクののち、大学教員(当時は宇都宮大学教育学部)になりました。大学では、まちづくり、特に子どもによるまちづくりや市民参加など、市民がまちや未来に参画していくことの実践と研究を行っています。
講義では、これまでの世界での流れを含めて都市計画の変遷や国内の社会状況の変化に伴う市民によるまちづくり変遷なども整理頂き、これからのまちづくりにおける市民参画についても提起頂きました。
現代のSNSなど自らが情報発信者になれる社会環境において、SNSやデジタルの活用による市民参画はより進んでいくと考えられます。
民間企業で働いている方、地域おこし協力隊、NPO職員、大学生、教員、など20代~60代が9名が参加し、講師と質疑応答など積極的なやりとりがあるのも社会人の学びの楽しさの一つ。
次回は、
②令和4(2022)年10月21日(金)18:30~20:00
講義テーマ:多様な子どもたちの育ちを支える地域づくり-応用行動分析学に基づく問題解決-
講師:作新学院大学 人間文化学部 発達教育学科 講師 石塚 祐香氏
〈現在〉
Ph.D.(心理学) 臨床発達心理士・公認心理師・保育士
応用行動分析学・臨床発達心理学を軸に、発達障害のある幼児・児童の「ことば」の発達支援に関する実証研究を行っています。
③令和4(2022)年10月24日(月)18:30~20:00
講義テーマ:人口減少・少子高齢化は本当に問題か?
講師:帝京大学 経済学部 地域経済学科 教授 山口 泰史氏
〈略歴〉
1972年 岐阜県生まれ
東京大学大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻 博士課程単位取得退学 博士(学術)
(株)荘銀総合研究所(現・フィデア情報総研)研究員,熊本学園大学経済学部准教授などを経て,2022年4月より現職。専門は人文地理学,地域経済学
④令和4(2022)年10月31日(月)18:30~20:00
講義テーマ:人生100年時代を見据えた大学の役割
講師:文星芸術大学 副理事長兼地域連携センター長 長島 重夫氏
〈略歴〉
昭和19年、氏家町(現さくら市)生まれ。中央大学法学部を卒業後、県職員として平成16年まで勤務。文化課、文化財課、文化振興課長、広報課長、総務部次長兼人事課長、人事委員会事務局長を歴任した。退職後は県産業振興センター理事長を経て、20年に文星芸術大地域連携センター長に就任。宇都宮市在住
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